希望者が現れたら
猫をもらってくれる人が現れたら、うれしくてすぐに渡してしまいそうですが、ちょっと待ってください。
猫の新しい家族としてふさわしい人なのか見極めることが最後のあなたの責任ではないでしょうか。
●トライアル
正式に譲渡する前にトライアル期間を設けることをお薦めします。
トライアルは試着のように「よかったら引き取ろうかな」というものではなく、「引き取る決心をした後の確認期間」です。
保護主さんも里親希望者さんもお互いネコの幸せを考えて決めていただくことが大切です。トライアルを開始するまでの準備期間、トライアル期間にもネコだけでなく希望者さんともコミュニケーションをたくさんとってください。
ならず、お宅へ猫を連れて行き、自分の目で飼育環境を確認してください。期間は1週間から1ヶ月くらいを目安としてください。
命を預けるのですから、遠慮なく質問して十分納得した上でトライアルを開始してください。
希望者には「里親希望エントリーシート」を書いてもらうことで相手の情報を書面に残しておきましょう。
トライアルの前には「面接時確認書類」を読みあげながら、お互いの意思を確認しましょう。
※管理人の経験から、譲渡したときの環境が将来継続される保証はどこにもありません。どんなに生活環境が変わってもこの人ならこの子のことをしっかり考えて行動してくれると思える方に譲渡したいといつも考えています。
●譲渡書類
譲渡にあたり、書面で約束事を確認することはお互いにとってとても重要です。相手を疑うようで申しわけないと感じることもあるかもしれませんが、お互いの責任について確認しあいトラブルを避けるためにも「猫の譲渡に関する契約書」を交わすことが必要です。
次の書類はご自由にお使いください。
・面接時確認書類 (PDF) (Word2007)
・里親希望エントリーシート (PDF)(Word2007)
・トライアル契約書 (PDF) (Word2007)
・猫の譲渡に関する契約書 (PDF) (Word2007)
・猫の譲渡に関する契約書2 (PDF) (Word2007)
●詐欺に気をつけよう
最悪の場合も考えて詐欺を未然に防ぐと共に詐欺をさせない社会を作っていきましょう。
キャットサーチの次のページが参考になります。
・里親詐欺について